x-アプリやウォークマンなどでのOMAファイルはソニー専用の音楽形式を採用しますので、そのデータをiTunesやiPhone、もしくはほかのソニー以外のプレイヤーやデバイスに入れでも、再生することができません。OMA(ATRAC形式)ファイルをソニー製品以外のアプリやデバイスで聴くためには、OMAを汎用性が高くいMP3形式に変換することがお勧めです。
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OMAをMP3に変換するやり方
「FonePaw スーパーメディア変換」という音楽・動画形式変換ソフトは多種類なオーディオ・ビデオフォーマットの変換に対応しています。OMAをMP3形式に変換したいなら、このソフトは適任です。本ソフトは無料体験できますので、ご興味があれば是非ダウンロードして、使ってみてください。
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ステップ1、OMA拡張子の音楽ファイルを追加
まずはソフトをPCにインストールしましょう。そして「FonePaw スーパーメディア変換」を起動し、メイン画面での「ファイルを追加」をクリックして、変換したい「.oma」形式ファイルを選択してください。
ステップ2、変換前の設定
「出力形式」からでは、「FonePaw スーパーメディア変換」の対応フォーマットがリストで表示されます。その中からMP3を選択してください。出力ファイルの詳細設定を調整したい場合、各形式右にある歯車アイコンをクリックしてください。例えば変換後MP3ファイルのサイズを小さくしたい場合、「オーディオビットレート」などを低めに設定すればできます。しかしそうすると音質も下げますのでご注意ください。
OMAファイルをトリミングして、不要な部分をカットすることでサイズを小さくしたいなら、メイン画面の「カット」を押して曲を編集してください。
ステップ3、OMAをMP3に変換
最後には「変換」を押してください。これでOMAファイルがMP3に変換されます。変換した後には出力フォルダが開きますので、そこで変換された音楽ファイルを確認できます。
MP3のほかに、本ソフトではオーディオファイルをAACやWAVなどの形式に変換することも可能だし、直接デバイスに対応する最適な形式を選択することもできます。複数の音楽や動画をまとめて一気に変換することにも対応しますので、異なる端末で動画や音楽を再生したいなら、この変換ソフトはお役に立てると思います。
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ソニー製ソフト「Media Go」でOMAをMP3形式に変換
実は、ソニー製の音楽管理ソフト「Media Go」でもOMAをMP3に変換する機能が搭載しています。しかし、ソニー公式サイトでの「Media Go」サポートが2018年1月以降に終了しましたので、今「Media Go」をダウンロードするためには、アーカイブに保存された過去の履歴を利用するしかありません。
もし前に紹介した「FonePaw スーパーメディア変換」でも曲をOMAからMP3形式に変換できなかったら、ソニーの「Media Go」をパソコンにインストールして、OMAファイルの変換をしてみてください。
操作手順:
ステップ1、「Media Go」メイン画面で「ミュージック」を選び、変換したいOMA音楽をライブラリにドラッグして追加します。次にはOMA音楽を右クリックして「ツール」→「ファイルの変換」を選択します。
ステップ2、「ファイルの変換」画面で「フォーマット」をMP3に設定します。ここでは音楽品質を調整することも可能です。設定が完了すると「変換」を押してください。
*「Media Go」はMP3、AAC、FLACへの音声形式変換にも対応しています。
ステップ3、これで変換が始まります。少々お待ちください。変換後のファイルはライブラリに表示されます。
OMAから変換されたMP3ファイルを右クリックして「保存先フォルダの表示」を押せばその保存先を確認できます。
ちなみに、ソニーの最新音楽管理・転送ソフト「Music Center for PC」は音楽形式変換機能が搭載していますが、WAV形式に変換するしかありません。ほかのツールでWAVを再度MP3に変換するのもできますが、直接OMAをMP3に変換したいなら、やはり上記の「Media Go」の変換方法を参考にしてください。