Apple Payとは、NFC技術を基にして開発されたiPhone決済機能です。Apple Payを通じて店で買い物をしたり、Kitaca、PASMOまたはICOCAなどの電車を乗ったり、ネットで商品を買ったりできるようになりました。iPhone6またはそれ以降のiOSデバイスで利用できます。それ以外、システムをiOS 9.2以降のバージョンにアップデートすることが必要です。これからはApple Payの使い方を解説します。
Apple Payを使って決済する前に、先にSuicaカードやクレジットカードまたはプリペイドカードを「Wallet」に追加してください。
一、SuicaカードをApple Payに登録
二、クレジットカードをApple Payに追加登録
三、Apple Payを使用して決済する方法
四、Apple Payの使用時の注意点
SuicaカードをApple Payに登録
すべてのSuicaカードがApple Payに登録できるわけではありません。無記名Suica、My SuicaとSuica定期券は登録可能なカードです。Suica付学生証、社員証、Suica機能付きクレジットカード、JR東日本以外発行のICカード、高校生以下の通学定期券のようなカードはApple Payに対応していません。
ステップ1. 先ずは追加登録したいSuicaカードを手元に用意します。「Wallet」アプリを起動し、ホーム画面の右上にある「+」アイコンをタップします。
ステップ2. Apple Payの紹介を読んだした後、右上にある「次へ」をタップします。
ステップ3. 次の画面で二つのカード種類から「Suica」を選択します。
ステップ4. Suicaカードの裏面の右下にある番号の下4桁を「カード番号」のテキストボックスに入力します。無記名式Suicaの場合それを入力するだけでよいです。それに対して、定期券やMy Suicaなどの記名式Suicaの場合は生年月日も入力してください。
ステップ5.「利用条件」の説明を読んで「同意する」をタップします。
ステップ6. Suicaカードを机の上に置き、iPhoneをカード正面の下半分にかぶります。こうすると、SuicaカードからiPhoneへの情報転送が始まります。
ステップ7. 転送が完了した後、表示された「カードの追加」画面の右上にある「次へ」をタップします。
ステップ8. 「完了」をタップすると、この第一枚のSuicaカードは自動的にエクスプレスカードに設定されます。このカードを使って指紋を認証せずにSuicaを使用することができます。「設定」アプリの「WalletとApple Pay」でエクスプレスカードを自由に変更できます。
クレジットカードをApple Payに追加登録
Appleの公式サイトで公開されたクレジットカード一覧によって使えるクレジットカードを用意します。JCB、VISA、American Express、MasterCard、または楽天カードなどがApple Payに対応できます。
ステップ1. 先ずは「Wallet」アプリを開きます。「Wallet」アプリのホーム画面で「カードを追加」をタップします。複数のカードを追加登録したい場合、画面の右上にある「+」アイコンをタップしてください。
ステップ2. もしまだiCloudにサイインしていない場合、表示された画面でiCloudのパスワードを入力し、「OK」ボタンをタップします。
ステップ3. Apple Payの紹介を閲覧した後、画面右上の「次へ」をタップします。
ステップ4. 次の画面で二つのカード種類から「クレジットカード/プリペイドカード」をタップして選択します。
ステップ5. 「ほかのカードを追加」をタップします。追加したいカードの正面にiPhoneカメラを近づけて、カードを枠内に入れます。こうすると、カメラが自動的にそのカードをスキャンして、読み取った名義とカード番号を表示します。それらの情報を確認して「次へ」をタップします。もし情報が間違ったら、それを修正してください。
ステップ6. カードの表面に印刷された「有効期限」と「セキュリティコード」を入力した後「次へ」をタップします。
ステップ7. 表示された「利用条件」を読んで右下にある「同意する」をタップして次の画面に進みます。こうすとクレジットカードが「Wallet」に追加されましたが、カードを認証するために、「次へ」をタップしてください。
ステップ8.「SMS」と「クレディセゾンに発信」二つの認証方法が表示されます。一つの方法を選択して「次へ」をタップします。SMSを選択したら、届いたメッセージに記載されているコードを「認証コード」のテキストボックスに入力し、「次へ」をタップします。
ステップ9.「完了」をタップします。
注意:「設定」アプリ>「WalletとApple Pay」>「メインカード」でメインカードを設定することができます。
Apple Payを使用して決済する方法
お店や乗車口での使い方
お店の受付やレジの傍にこのようなアイコンがあれば、Apple Payで決済することができます。支払う時は指をiPhoneのTouch IDに載せて、iPhone上部をカードリーダーに近づけます。以前が指紋をバックアップしていない場合は、パスワードをiPhoneに入力してアンロックした後iPhoneをカードリーダーに近づけてください。
それと同じで、電車を乗りたい時、乗車口にある読み取り機にiPhoneを近づけて支払います。
ネットでの使い方
Apple Payに対応できるサイトやアプリの決済画面でApple Payのボタンがあります。それをタップして、指をTouch IDに触れて認証します。
注意:ネットで商品を買う時、ChromeなどのブラウザでApple Payの支払い方式は表示されないかもしれません。Safariブラウザを使うことがお勧めです。
Apple Payの使用時の注意点
1.SuicaカードはApple Payに追加登録した後、無効となり、元に戻れません。もちろん、再チャージすることもできなくなります。
2.iPhoneの電源が切れたら、Apple Payを利用できないことを注意してください。特に、Apple Payで鉄道の改札を通過した後、iPhoneが電量不足なら厄介ですね。出かける前にはちゃんと充電してください。
3. Apple Pay に追加されたSuica定期券が失効する前の14日内には継続購入できます。もし有効期限に過ぎたら、駅で新規購入してApple Pay に再追加してください。