最新でリリースされた「iOS 12」には沢山の新機能が追加されました。ここで「iOS 12」の新機能の一つ、「計測」アプリについて紹介し、使い方をまとめてみました。
一、計測アプリとは
二、計測アプリの使い方
一、計測アプリとは
「計測」アプリとは、iPhoneのカメラを利用し、現実世界の物のサイズを計測するアプリです。iPhoneのAR(拡張現実)サービス「ARKit」に対応しているので、もっと大幅に利用されるのはできます。
最新モデルのiPhone(iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR)を最新の「iOS 12」にアップデートすることで、「計測」アプリを利用することができます。そして、iPhone SE、iPhone 6s以降のiPhone、iPad (第5世代)、iPad Pro などのiOSデバイスがiOS12にアップデートすると計測アプリに対応するようになります。デフォルトでは、「計測」アプリはiPhoneの「便利ツール」というフォルダで見つかります。
二、計測アプリの使い方
「計測」アイコンをタップし、アプリを起動します。画面で「iPhoneを動かして再開」>「iPhoneを動かし続けてください」のような指示がありますので、それに従って操作します。
「計測」アプリで物のサイズを計測するには、「起点」と「終点」を設定する必要があります。計測対象の起点・終点にカメラを向かうと、アプリは自動的に起点や終点を認識してくれます。そこで、画面下部の「+」アイコンをタップし、点を追加します。
起点や終点の追加が終えると、アプリは自動で物体の長さを計測してくれます。
画面右下の丸いアイコン(撮影アイコン)をタップすれば、計測した結果を撮影して、カメラロールに保存することはできます。計測結果を破棄したい場合、画面右上の「ゴミ箱」アイコンをタップすればいいです。
長さのほかに、平面の面積を計測したい場合、平面の4つの点を設定すれば、アプリが自動的に面積や縦横を計測してくれます。アプリも自動的に平面を認識してくれて、「+」ボタンで直接「矩形を追加」することもできます。
計測アプリで距離、平面や立体物を計測できる以外、ボールなどの球体物を計測することもできます。とても正確とは言えませんが、定規やメジャーが手元にない場合、サイズを測るには便利なツールです。
以上で、iPhoneの新機能:「計測」アプリの使い方を紹介しました。使える場合が多いので、覚えておくといいかもしれません。