PDFとEPSを相互変換する方法

Encapsulated PostScriptはPostScriptのデータを保存する画像ファイル形式の一種で、略称であるEPSと呼ばれています。ビットマップデータだけではなく、ベクトルグラフィックスのデータを保存できます。EPSの特徴といえば、PostScript対応のプリンターで高解像度のファイルの出力を実現していることです。だから、広告や出版などDTPの現場で広く使われます。

Photoshopをはじめ、多くのグラフィックソフトで作成と編集することができるため、EPSは複数のオペレーティングシステムの間で画像を交換する便利な形式として適用されます。TeX 文書に取り込むときにも、EPS形式がもっと便利です。では、ファイルがPDF形式であれば、どのようにしてEPSに変換できますか。そして、EPSをPDFに変換したい場合は？いまからその方法を伝えます。

一、「PDF変換」ソフトを利用してPDFからEPSに変換する
二、「Allinpdf」サイトでEPSをPDFに変換する

一、「PDF変換」ソフトを利用してPDFからEPSに変換する

ここで、一つの変換ソフト「PDF変換」を推奨します。PDFファイルをほかの形式と相互変換するための専用ソフトとして、「PDF変換」は簡単にPDFをEPSに変換できます。次はその操作手順を説明します。

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1.「PDF変換」をパソコンにインストールしてから、ソフトを開きます。PDFファイルをEPSに変換したいときはメイン画面の「PDF逆変換」ボタンをクリックしてください。

2.次のような画面が出てきたはずです。その空白エリアにPDFファイルをドラッグして追加します。「PDF変換」ソフトはファイル数に制限がないから、複数のファイルを追加することが可能です。

3.追加が終了したら、変換先のメニューから「eps」を選び、分割や保存先などを設定します。最後に右下の「コンバート」ボタンをタップすることで、PDFファイルからEPSへの変換ができます。

もしPDFファイルの固定ページの内容だけをEPSとして作成するなら、「ページ」列の「すべて」を押し、ページ範囲を追加します。ページ数を入力してから、「OK」ボタンをタップし、「閉じる」ボタンで設定画面を閉じます。

二、「Allinpdf」サイトでEPSをPDFに変換する

EPSはPostScript対応のプリンター以外では出力信頼性が低いため、PostScript対応のプリンターを持っていないと、PDFに変換する必要があります。こういう場合、Allinpdfというオンラインサイトを借りれば、変換作業が行えます。

1.サイトを開き、青色のところにEPSファイルをドロップしてください。

2. EPSファイルのアップロードが終わってから、変換フォーマットを「PDF」に選択して、「OK」ボタンをクリックしてください。

3.しばらく待って、変換が終了します。左の「今ファイルのダウンロード」ボタンをタップすれば、変換したPDFファイルを手に入れます。

以上はPDFファイルとEPSの間に変換するときに使えるソフトとサイトの紹介です。「PDF変換」は使い方がとてもシンプルで、EPSのほかに、GIF、PNG、BMPなどの画像形式をPDFに変換する機能も搭載されています。必要があれば、「PDF変換」をダウンロードして、体験してみませんか。

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