HTMLファイルにはWebページに表示された文字や画像などのデータが含まれています。WebページをHTMLファイルとして保存したら、ネットにアクセスできないとしても、すぐに同じページを見つけることができます。しかし、企業のWeb担当者が仕事の効率化を図ろうとする場合や個人による情報共有、印刷、保存などの場合、Webページを事前にPDFに変換した方がいいかもしれません。それはHTMLファイルより、PDFファイルはあらゆるコンテンツを保存できるほか、検索や校正も簡単だからです。PCの個体差により、表示が変わったりすることも回避できます。では、WebページをPDFに変換する作業はどんな手順に従って行うのですか。さっそくその変換方法に入りましょう。
一、Chromeの印刷機能を利用してWebページをPDFに変換する
二、「PDF変換」を使ってHTMLファイルを変換する
一、Chromeの印刷機能を利用してWebページをPDFに変換する
ChromeにはPDF形式で印刷することができるようになりました。その印刷機能でWebページを直接にPDFとして保存することができます。
1.まずはWebページをChromeブラウザで開き、右上のメニューから「印刷」をタップしてください。
2. Webページのプレビュー画面の左側には印刷の設定画面が表示されます。「送信先」が「PDFに保存」であるかどうかを確認して、「変更」ボタンで「送信先」を「PDFに保存」に設定することができます。それから、「保存」ボタンをクリックします。
3.最後はファイル名と保存先を指定してから、「保存」ボタンを押すれば、WebページをPDFへの変換が完了します。
この方法が便利ですが、もし数多くのホームページを変換したいなら、いちいちChromeブラウザで操作するのは面倒ですね。こんなとき、変換ソフトを借りたら、手数を省きます。
二、「PDF変換」を使ってHTMLファイルを変換する
ここでお勧めしたいのは「PDF変換」というソフトです。「PDF変換」で異なるフォーマットのファイルをPDFに変換できます。
Windows Version DownloadMac Version Download
まずはWebページをHTMLファイルで保存しておきましょう。ブラウザでWebページを開き、メニューの「その他のツール」をタップし、「名前を付けてページを保存」をタップします。出てきた保存ウインドウで「ファイルの種類」のドロップダウンリスクからHTMLを選択してから、ファイル名と保存先を指定してから保存します。
次は「PDF変換」ソフトを起動します。メイン画面で右側の「PDF変換」ボタンを押すれば、次のような画面が表示されます。
先ほど作成したHTMLファイルをPDF変換画面にドラッグ&ドロップしてください。最後は保存先を設定してから、緑色の「コンバート」をクリックします。これで、HTMLファイルをPDFに変換できます。
WebページをPDFに変換する方法の紹介は以上です。二つとも簡単な方法です。そして、「PDF変換」は複数のHTMLファイルを一括処理できるので、必要になったら、ぜひ使ってみてください。