iPhoneのイヤホンが故障しました?イヤホンジャックが原因かもしれません。
iPhoneに繋がるイヤホンやヘッドホンで音楽を聞くときまたは電話するとき、もし音がおかしい、或いは何も聞こえなくなったら、あなたはイヤホンジャックの故障を疑うでしょう。確かに、イヤホンから音声が聞こえなくなる症状がハードウェア故障のサインかもしれません。ですが、それが唯一の元凶とは限りません。
Apple Storeに修理を予約する前に、以下の手順を従ってイヤホンジャックが本当に故障したかどうかを確かめてみましょう。もし故障の原因がほかにあるとしたら、お金をかけずに自分で直せるかもしれません。
1.ほかのイヤホンで試しましょう。
故障したイヤホンジャックを直そうとするとき、まずは問題がイヤホンにあるのではなく、イヤホンジャックにあることを確認しましょう。もし問題はイヤホンにあったら幸いです。ジャックを完全に修復するより、イヤホンを買い換えたほうが安いです。
一番簡単な方法はほかのイヤホンを使って確認することです。できれば故障のないイヤホンを選びましょう。次に、イヤホンのプラグをご使用のiPhoneに挿し込みましょう。音楽を聴いて、電話をして、Siriを利用して(新しいイヤホンにマイクが付いてる場合)、様々な機能を使ってみてください。もし支障がなかったとしたら、問題は元のイヤホンにあります。
もしほかのイヤホンを使っても聞こえない場合、次のステップに進んでください。
2.イヤホンジャックを掃除してみましょう。
多くの人がいつもiPhoneをポケットに入れるので、綿くずがイヤホンジャックに積もりやすいです。綿くずや汚れをほっておくと、イヤホンとジャックの間を塞ぎ、声が聞こえない不具合を起こしかねません。
綿くずが原因だと疑うならば:
• イヤホンジャックの中を覗いてみて、綿くずを探してみてください。よく覗き込むには、ライトが必要となるかもしれません。
• 綿くずを見つかったら、イヤホンジャックに空気を吹き込んで、あるいは圧縮空気を吹き込んでください。
• もし綿くずがイヤホンジャックに強く付着していて、吹き込んでも出ないとしたら、綿棒を使ってみてください。綿棒の端からほとんどの綿を外してください。次に、その端を消毒用アルコールをで濡らして、イヤホンジャックに入れます。優しく一回り拭いて、出来るだけ綿くずを取りましょう。
もしイヤホンジャックが綺麗になっても音声が聞こえない場合、ソフトウェアの修理を試しましょう。
3. iPhoneを再起動してください。
iPhoneを再起動することがイヤホンジャックの故障に関係なく見えますが、実用的な方法です。再起動することで、iPhoneのアクティブメモリー(ストレージではなく)や設定が消されます。それらが故障を起こす原因かもしれません。再起動のプロセスが手早くて簡単なので、リスクもありません。iPhoneを再起動するには:
1.電源オン/オフボタンをスライダが表示されるまで押し続けます。(ボタンはiPhoneのトップもしくはコーナーにあります。機種により違いがあります。)
2. スライダを左から右までスライドします。
3. 電源を完全に切るまで待ちます。
4. Apple ロゴが表示されるまで電源オン/オフボタンを再び長押しします。手を離してスマートフォンを再起動させましょう。
電源オン/オフボタンを押し続けても再起動できない場合、電源オン/オフボタンとホームボタンを同時に押し続けます。それでもイヤホンやヘッドホンから音声が聞こえない場合、次のステップに進みましょう。
4. AirPlay出力をチェックしましょう。
ご使用のiPhoneがほかの音声出力装置に音声を転送する間にイヤホンで再生できない可能性もあります。正常な場合、イヤホンを挿したら、iPhoneが自動的にイヤホンを認識し、音声出力をイヤホンに移し、音声を流します。ですが、出力がうまく切り替えない場合もあります。
ひとつ可能の原因は音声がAirPlay(対応するスピーカーあるいはAirPort Express)に転送されています。それをチェックするには:
1. iPhoneの画面を下から上にスライドしてコントロールセンターを開きます。
2. ボリュームスライダーの下に、アイコンの上にあるAirPlayボタンを見つけます。もしAirPlayが使用中でしたら、そのオプションに光が付いてて、音声の転送先が表示されるはずです。
3.Airplayをタップします。
4.次の画面が現れた後、iPhoneをタップします。
5. 「Done」をタップします。
設定が終わったら、iPhoneの音声がスピーカーかイヤホンから流れるはずです。それでも問題を解決できない場合、もう一つ、確認すべき解決方法があります。
5. Bluetooth出力をチェックしましょう。
音声をほかのデバイスに転送できるのはAirPlayの他に、Bluetoothでも同じことができます。もしあなたのiPhoneがスピーカー等のBluetoothデバイスに繋がっている場合、音声がそこから流れ、イヤホンから音を聞こえない可能性があります。確認するのは簡単です:
1. コントロールセンターを開きます。
2.もし上の行の真ん中にあるBluetoothアイコンが光っているなら、アイコンをタップしてオフにします。
3.イヤホンを試してください。Bluetoothをオフにしたら、音声がほかのデバイスではなく、あなたのイヤホンから流れるはずです。
イヤホンが故障しました。どうすればいいでしょう?
もし、以上の方法を試してみてもイヤホンが音が出ないままでしたら、イヤホンジャックに故障があったのでしょう。交換必要があります。
もし手先が器用なら、自分で修理することも可能ですが、お勧めできません。iPhoneは複雑でデリケートなデバイスで、修理することは大変難しいです。それに、もしまだお持ちのiPhoneが保証期間内にある場合、自分でiPhoneを修理・分解などは保証を背くことになります。
Apple Storeに行って修理させることが一番でしょう。まずは保証期間をチェックして、無料で修理できるかどうかを確認し、次にGenius Barに予約して、修理に出してください。