ダークモードとは?
昔、Macでソフトのウィンドウが灰白で表示されます。今はその「ライト」外観モード以外、「ダークモード」が追加されました。ダークモードでは、内蔵ソフトのウィンドウだけではなく、デスクトップ、メニューバー、またはDockもちょっと薄暗い配色に設定されます。
Mac の外観モードをデフォルトの「ライトモード」から「ダークモード」に切り替えることができます。ただし、macOS Mojave 以降のシステムしかダークモードを利用できません。
Macで外観をダークモードに切り替えるメリット&デメリット
ダークモードの切り替えに対応できるかどうかはともかくとして、そもそもMacの外観モードをダークモードに切り替える必要はありますか?そんな疑問を抱く人は少なくないでしょう。ダークモードのメリットについては下記をご覧ください。
メリット
1.目に優しい
macOSのダークモードでは、デスクトップだけではなく、カレンダー、メッセージ、メール、連絡先などの内蔵ソフトでも暗い背景と白い文字に変更され、目に対する負担が少なくなります。
2. 作業への集中度を高める
macOSのダークモードに切り替えると、ウインドウが暗くなって背景に溶け込み、作業中のコンテンツが際立ちますので、コンテンツに集中しやすくなります。写真や画像を精巧に編集するプロにとっては福音です。
3.バッテリー持ち時間が延べる
ダークモードを起動した後、Macの表示画面はブラック風になるので、画面によるバッテリーの消耗は減ります。その故にダークモードでMacBookを使用するとバッテリーの持ち時間が長くなれるはずです。
4. 気分転換
斬新なダークモード画面では、アプリのウィンドウ、デスクトップピクチャ、Dockなどシステム全体が薄暗い外観に変わって、見た目が美しく新しい、気分転換ができます。
デメリット
一部のソフトでは暗い背景の外観モードが用意されていません。ダークモードに切り替えるにはサードパーティソフトを利用しなければなりません。少々面倒ですね。
Macでダークモードに切り替える方法
ステップ1.Macで左上のアップルロゴをクリックし、プルーダウンメニューから「システム環境設定」を選択して「一般」をクリックします。
ステップ2.表示された「一般」ウィンドウでいろんな項目が設定可能です。上部の「外観モード」でMacの外観を「ライト」、「ダーク」、「自動」モードに切り替えることができます。ダークモードのサンプル画像もここでプレビューできます。
「ライト」モードは明るい外観、「ダーク」モードは暗い外観に対応しています。macOS Catalinaで利用可能な「自動」モードの場合は、昼間が明るい外観のライトモード、夜が暗い外観のダークモード、両者の間に自動的に切り替わります。
ダークモードに切り替える時のソフトの動作
Macでダークモードに切り替えると、全部のソフトウィンドウが暗い外観に変更するわけではありません。一部のソフトは特定な動作があります。
メール:たとえダークモードに切り替えたとしても、メッセージの背景が明るい場合は、「メール」ソルトを起動して「メール」>「環境設定」>「表示」タブの順にクリックし、「メッセージの背景を暗くする」からチェックを外してください。
メモ:ダークモードに切り替えたのに、メモの背景が相変わらず明るくすると、「メモ」ソフトを起動して「環境設定」で「メモの内容の背景を暗くする」の選択を解除しましょう。
マップ:マップのメニューにある「表示」をクリックして「ダークマップを使用」の選択を解除します。
Safari:Macで外観をダークモードに切り替えると、ダークモードに対応できるウェブサイトも同じようにダークモードに切り替えます。Safari のリーダーを使えば、ダークモードに対応していないウェブもダークモードで閲覧できます。
テキストエディット:ダークモードに切り替えたとしても、背景が明るい場合、ソフトのメニューバーにある「表示」をクリックして「ウインドウの背景を暗くする」の選択を解除してください。特に、macOS Mojave 10.14.2 以降では手動設定が必要となります。
デスクトップ:Macでダイナミックデスクトップを使っている時、ダークモードに切り替えと、デスクトップが暗い静止画になってしまう可能性があります。その時は、Macでアップルロゴ>「システム環境設定」>「デスクトップとスクリーンセーバ」の順にクリックし、画面の指示に従って設定しましょう。