Windows10を起動する時、くるくる状態が終わらない、黒い画面でエラーメッセージが表示され、または再起動が繰り返して起動しないことがあります。それはWindows10で何らかのエラーが発生したかもしれません。ここからはWindows10が起動しない場合の修復方法について解説するつもりです。
目次
方法1.周辺機器を取り外して放電させた後、パソコンを再起動する
方法2.電源ボタンと接続状態を確認する
方法3.「F1」キーを押して起動する
方法4.スタートアップ修復機能を利用する
方法5.コマンドプロンプトで「Windows10起動しない」エラーを修復する
方法6.セーフモードでWindows10を起動する
方法7.BIOSを初期化する
方法8.システムを復元してエラーを修復する
方法1.周辺機器を取り外して放電させた後、パソコンを再起動する
Windows10が起動しない時、再起動しても問題を解決できない場合が多いです。その時は周辺機器を取り外してパソコンを放電させた後、再起動してみましょう。
特に、新たな周辺機器をパソコンに接続し、新しいドライバーがインストールされたら、起動環境が変わるので、Windows10が起動しない可能性があります。そういう時は、周辺機器を取り外して前回と同じ起動環境でパソコンを再起動することが問題を修復できるかもしれません。ちなみに、CD/DVD/ブルーレイディスクドライブに媒体が挿入されている場合は、それを取り出してから再起動します。
そのほか、パソコンに不要な電気が帯電していると、正常な起動に影響を与えることもあるので、電源ケーブルを抜いてバッテリーを取り外し、数分放置してからパソコンを再起動してみてください。
方法2.電源ボタンと接続状態を確認する
Windows10が起動しないの上、画面に何のエラーメッセージも表示されていない場合は電源ボタンと接続状態を確認してください。
パソコン本体、キーボード、リモコンなどすべての電源ボタンを押ししてランプが点灯するかどうかを確認しましょう。また、パソコンの電源ケーブル、パソコンとディスプレイ間のケーブルが正しく接続していることを確認します。電源タップを利用せず、壁のコンセントから直接電源ケーブルを接続することがお勧めです。
一体型パソコンでWindows10が起動しない場合は、ナイトモードになっている可能性があるので、パソコンん本体の側面にある「明るさ調節つまみ/画面消灯ボタン」を押しすることでナイトモードを解除してみましょう。
もし画面にエラーメッセージが出てきたら、下記の方法を読み続けてください。
方法3.「F1」キーを押して起動する
もし画面に「Press F1 to …」や「Press <F1> to …」のようなメッセージが表示されたら、「F1」キーを押してWindows10が正常に起動するかどうかを確認します。もし毎回に同じ症状が発生すると、物理的な問題が存在しているかもしれないので、修理に持て行きましょう。
方法4.スタートアップ修復機能を利用する
もしWindows10が2回連続起動しないなら、スタートアップ修復機能が自動的に行われます。この機能でシステムファイルの破損などWindowsの起動に影響を与える可能な問題を検出&修復することができます。ただし、修復作業はかなり時間がかかります。しかも、強制終了すると、システムが壊れる可能性もあります。スタートアップ修復が自動的に行わない場合は、手動で実行してください。
ステップ1.Windows10の起動画面が表示される時、電源ボタンをシャットダウンするまで押して強制終了します。強制終了を2回以上続けて行うと、自動修復機能が起動します。Windowsの準備と診断を待ってください。その後、「詳細オプション」をクリックします。
または、Windows10を起動する時に「F8」を連打することも「オプションの選択」画面に進むことができます。
ステップ2.「トラブルシューティング」>「詳細オプション」の順にクリックします。
ステップ3.表示された詳細オプションから「スタートアップ修復」を選択して画面の指示に従って操作してください。
方法5.コマンドプロンプトで「Windows10起動しない」エラーを修復する
ステップ1.Windows10の起動画面で「F8」を連打し、「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「コマンドプロンプト」の順に選択します。
ステップ2.下記のコマンドを画面に打ち込んで「Enter」キーを押しして実行すると、システムイメージの不具合が検出&修復されます。DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
ステップ3.sfc /scannow
と入力して保護されているシステムファイルをスキャン&復元します。
ステップ4.「検証が 100% 完了しました」メッセージが表示されたら、exit
と入力して終了します。
方法6.セーフモードでWindows10を起動する
セーフモードとは、サードパーティソフトを起動せず、必要なシステムファイルだけを利用するモードです。システムのエラーをより簡単に検出&修復できます。もしセーフモードでパソコンを起動できると、常駐ソフトや追加した周辺機器がトラブルの原因かもしれません。
ステップ1.Windows10の自動修復機能を実行し、「詳細オプション」画面から「スタートアップ設定」を選択し、次の画面で右下の「再起動」をクリックします。
スタップ2.再起動した後、表示された「スタートアップ設定」画面で「5」キーを押しし、5行目の「セーフモードとネットワークを有効にする」項目を実行すると、Windows10がセーフモードで起動し、デスクトップの四隅に「セーフモード」の文字が付いています。
方法7.BIOSを初期化する
BIOS設定の原因でWindowsの動作が不安定になる場合があるので、BIOSを初期化することで「Windows10起動しない」問題を修復できるケースがあります。
ステップ1.パソコンを起動してロゴが表示された時、「F2」キーを連打して「BIOSセットアップユーティリティ」を起動します。
ステップ2.「F9」キーを押しし、「Yes」を選択して「Enter」キーを押します。
ステップ3.「F10」キーを押して「Yes」を選択することで設定の変更を保存し、再起動します。
できればまず電源ケーブルを抜いて、そしてはマザーボードからバッテリーを取り外して、数分後元に戻してください。そうすれば、簡単にbiosを初期化することができます。
方法8.システムを復元してエラーを修復する
ステップ1.Windows10で自動修復機能を起動し、「詳細オプション」の一覧から「システムの復元」をクリックしましょう。
ステップ2.表示されたアカウント一覧から管理者権限のアカウントを選択してから、パスワードを入力して「続行」をクリックします。
ステップ3.「次へ」をクリックし、「システムの復元」ウィンドウから復元したいポイントを選択して画面の指示に従って復元を再確認してください。システムを復元した後、Windows10が正常に起動できるはずです。