USBドライブは手持ちが便利なデバイスとして愛用されていますが、突然の意外でデータが紛失したり情報漏洩が発生したりするリスクがあります。しっかりとUSBドライブのデータを守るためには、事前にUSBドライブのデータをバックアップしたり、USBドライブを暗号化したりしてみましょう。
一、USBドライブのデータをバックアップする方法
USBドライブのファイルを直接パソコンにコピーして、新しいフォルダを作成してバックアップをPCに保存することができます。この方法はとても便利ですが、不明なエラーで紛失したデータやその前に削除したファイルなどをバックアップすることができません。そのほか、分類されていないデータを見つけ出してUSBからPCに保存することも簡単なことではありません。
もし紛失・削除したデータもUSBドライブから復元してパソコンに保存したいなら、「FonePaw データ復元」を利用してみてください。このソフトを通じてはUSBドライブでのファイルをプレビューし、既存のファイルや削除されたファイルをバックアップすることができます。
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ステップ1、「FonePaw データ復元」をパソコンにダウンロード・インストールします。その後、ソフトを起動して、USBドライブをパソコンに接続します。
ステップ2、「FonePaw データ復元」のソフト画面でUSBドライブをスキャン範囲にして「スキャン」を押します。
ステップ3、クリックスキャンだけでは復元したいデータを見つけ出せない場合には、「ディープスキャン」モードを利用して、既存のファイルや削除されたファイルをスキャンすることもできます。
ステップ4、検出されたファイルの中から復元したいファイルにチェックを入れて、そして「リカバリー」を押してください。パソコンでの保存先を決めると、データがUSBからPCに出力されます。
二、USBドライブを暗号化する方法
暗号化ツールと言えばさまざまありますが、ここではWindowsの初期搭載した暗号化ツール「BitLocker」の使い方について紹介します。USBドライブだけではなく、パソコンでのドライブもこの暗号化ツールでパスワードを付けることができます。
ステップ1、USBドライブをパソコンに入れます。
ステップ2、「PC」でUSBドライブを右クリックして、「BitLockerを有効にする」を選択します。見つからない場合にはPCの「コントロールパネル」で「BitLocker」を開くこともできます。
次にはドライブのロック解除方法を選択します。ここでは「パスワードを使用してドライブのロックを解除する」を選び、パスワードを二回入力して「次へ」をクリックします。
そしてドライブを暗号化する範囲を選びます。ここでは「ドライブ全体を暗号化する」を選択します。「次へ」を押して、「互換モード」を選び、最後には「暗号化の開始」をクリックして、USBドライブの暗号化を始めます。
USBドライブの暗号化が終了すると、ドライブのアイコンにはロックがついているようになります。これからUSBドライブにアクセスしたい場合にはパスワードの入力が要求されます。パスワードを忘れることを防止するために、ノートなどでパスワードを書いておき、きちんと覚えてください。
Macの場合にはUSBドライブを右クリックしてパスワードを付けることができます。パスワードを入力して確認するだけで簡単にできますが、このパスワードは変更できませんので、よく覚えてください。